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【社長Blog】仕事始め
鏡もち

新年、明けましておめでとうございます。2007年正月。

皆さんこんにちは。今日から当社も仕事始めです。といっても今年はカレンダーに恵まれ、今日さえ休めば10連休も可能。よって、東京では3名、京都ではなんと全員が休みです。私は大型連休推進派。ちなみに昨年のGWは東京本社では9連休を実現。大いに働き、大いに遊ぶ。いいことだと思います。仕事の性質上、全社員が休むというわけには中々行きませんが、出来る限り、休みやすい環境作りを目指していくつもりです。

さて、正月の挨拶に実家に帰ったところ、兄から「社長Blog見てるよ」の一言。嬉しいやら恥ずかしいやら。父からも「年頭の挨拶とか書くのか?」と冷やかされる次第で。会社では一番上ですが、荒井家では末っ子ですので、タジタジです(汗)。が、そうは言うものの、社長Blogを現在書いている以上、2007年もきちんとスタートしたい。ということで、昨日までずっと考えておりました。

でも、いざ考えてみると難しいですね、「年頭の挨拶」というものは。正直結構場馴れしているので、人前で発表することは得意な方なのですが、言葉で書こうとすると中々でてきません。しかも、何を書いてもずいぶん偉そうになります(爆)。ということで少し視点を変えることにしました。

考えているときにふと気がついたのですが、「好きな言葉」や「座右の銘は?」という質問をよく受けることを思い出しました。社長たるもの、こういう質問にはスラスラ答えられるのが普通でしょうが、実は私には明確な言葉が出てきません。もちろん、そのときはそれらしい答えを出します。でもどうもピンとこないんですね。それは言葉が当たり前すぎたり、逆に重過ぎたり。言葉とその時にしかマッチしない自分がいました。

無我夢中であったがゆえ、それでよかったのかもしれません。しかし、当社も7年が経ち、今年の6月から8年目に入ります。私も少しは社長とはこうであるものだというものが見えてきました。社員も増え、そろそろ私が思う言葉というものがあってもいいのではないか?そう考え、2007年の最初の作業として、この四字熟語を選ぶことにしました。

「士魂商才(しこんしょうさい)」

多くの政治家が選ぶ「先憂後楽(せんゆうこうらく)」に対し、多くの実業家は「士魂商才」を選ぶとも言われているそうです。天邪鬼の性格ですから、当初はあまりにも有名な言葉を選ぶつもりはなかったのですが、この言葉にある意味を繰り返し読んでいるうちに、私が常日頃から言っていることややりたいことは、この四字熟語にすべて入っていると強く惹かれ、感じ、そしてたどりつきました。

イーサイドの社長でいる限り、「士魂商才」の精神で頑張って行きますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。ではまた。

2007.1.5

(参考)
人間の世の中に立つには、武士的精神の必要であることは無論であるが、
しかし武士的精神のみに偏して商才というものがなければ、経済の上からも
自滅を招くようになる。ゆえに士魂にして商才がなければならぬ。